日別アーカイブ: 2016年5月2日

こいのぼり

koinobori

空気ごくごく飲んで、

げんきよさそう、

こいのぼり。

 

風にすいすい泳いで、

きもちよさそう、

こいのぼり。

 

その昔、わりと本気で空を飛べると思っていた。

パーマンのマントを付けて、日夜走り回っていた。

パーマンが大好きすぎて、

きこえないなりに、

パーマン御用達のトランシーバーも買ってもらって、

片割れを妹に無理やり握らせて、

「もしもしパーマンです」

と、悦に入っていたんだそういえば。

目の前で大声で話すので、トランシーバーの意味はまったくないという。

 

音痴なわたしだけど、今もなぜか、パーマンの歌はうたえる。笑

 

風を全身にはらんで、みずからも風になる鯉のぼりを、

やっぱりかっこいいなあと見とれる自分と、

風を浴び続けるなか、ずっと目を見開いている鯉のぼりを、

目が乾いてつらくないのかしらと案じる自分と。

 

5月の空の下、鯉のぼりを眺めるときのいつもの思い。

いまはもう、空は飛べないと、分かっているけれど。