日別アーカイブ: 2016年7月28日

つなぐ記憶、つむぐ記憶

sunflowers

小さい頃のこと。

「好きな花はなに?」という質問に、

「ひまわり」と答えていたわたし。

 

どうしてひまわりが好きなのかなんて、

あまり深く考えたこともなかったのだけど。

 

そっか、

だからわたしはひまわりが好きなんだ、

とその理由に気づいたのは、小学6年生のとき。

 

きっかけは、中学受験。

学科試験と面接試験があり、

面接でお目にかかったシスターにこう訊かれた。

「あなたの好きな花と、その理由を教えてください」。

 

当時のわたしはいつもの通りに、

「わたしの好きな花は、ひまわりです」

とまず答え、そして、こう続けた。

 

「好きな理由は、茎が太くまっすぐ伸びているからです。ひまわりを見ていると、わたしもこんな風に芯が通った人になりたいなと思います」

答えながら、

どこかで冷静に「あー、だからなんだ」と小学生ながらに納得していたのを、ついこのあいだのことのように思い出す。

しかし、花ではなくて、茎に注目するあたり、

やっぱり昔からあまり変わってないなー。

ほんのちょっと、他の人と見る場所が違うところ。

たとえば春の桜も、花も好きだけど、葉桜も大好きだし。

 

あれからウン十年。(笑)

相変わらずひまわりが好きで、

街中でひまわりを見かけると思わずにっこりしてしまう。

にっこりというよりは、にやりに近いかもだけど。(怪しい)

 

以前このブログでも書いた、

秋の冷え込む日に一生懸命咲いていた

会社近くの区立駐輪場の一角のいのち。

 

あの日のひまわりはもういないけど、

今は同じ場所に次のいのちがすくすく育っていて、

これから咲き頃を迎えそう。

 

さようならと、はじめまして、こんにちは。

わたしたちのなにげない生活は、たくさんのやさしいいのちに彩られ支えられているんだなあとつくづく。